ライバル大学:テキサス大学とテキサスA&M

愛州精神が高いテキサス人にとって、出身大学への思いもかなりのものがあります。テキサスには全米でもトップの大学として挙げらる大学が二つあり、テキサス人はどちらかの大学派に別れるといっても過言ではありません。

テキサス大学オースティンとテキサスA&M大学がそのトップ有名大学。

双方とも:

  • 数万人の学生を誇る総合大学(規模的にはどちらも全米トップ10に入るでしょう)
  • 全世界からの優秀な頭脳を持つ人々が集まる研究大学
  • スポーツ、特にフットボールではナショナルチャンピオンを目指す屈指のレベル

両校ともの歴史、知名度、華やかさを持っているとなれば、比較しない訳にはいかないのです。

テキサスA&Mの方は農業(Agricultural) と技術 (Mechanical)という名称通り、農業、科学、テクノロジーの理系分野がややテキサス大学に比べると知名度が高いかなとも感じます。一方のテキサス大学オースティンの方も、文系から理系にいたるまでさまざまな専攻を提供している総合大学としてアメリカはもちろん全世界に有名です。

テキサスA&M,テキサス大学ともに、系列大学をテキサス州各地に持っております。そういう面では質の高い州立大学の選択肢が多くあると言えます。両校の他に、ヒューストン大学も系列大学を複数持っておりますし、私立大学でいえば、あのライス大学もテキサス州です。

テキサス州自体は、生活費も安く、州の財源も他の州に比べると豊富であるため、教育にかかる費用も安めに設定されているのも魅力です。費用を抑えるためにまずはコミュニティーカレッジから始めようという学生の方もいらっしゃいますが、テキサス州の場合にはその後の4年制大学進学先の選択肢が豊富なのも魅力です。

コミカレと同じ州に所在する4年制大学に進学するほうが、コミカレで履修した単位を最大限にトランスファーさせるためには推薦します。テキサスのコミカレの場合には、年額の経費が15000ドル程度というところもありますので、節約できるコミカレと言う点でもお奨めです。