テキサス州の多くの学校では新学期が始まっています。東部の学校は、9月のレイバーデーが終了後からが新学期ですが、南部や下側の州では秋学期の始まりは東部より2週間ぐらい早いところも多くあります。
新学期になって、過去にサポートをした学生さんから、お電話やメールをいただき、ついに希望する大学への編入を果たしたり、専攻分野への学業が始まったなどという頼もしいニュースを聞きました。
今日は、そのような学生さんが希望に燃えてこの大学で学ばないと!と編入した、ノーステキサス大学(University of North Texas, UNT)の有名な専攻をご紹介します。
Applied Behavior Analysis、行動分析学という学問をご存知でしょうか?
なぜ、人や動物がそのような振る舞い、行動をするのかということを学問として追及するというものです。
カウンセリングはもちろんのこと、学校教育での学生指導、会社の現場、犯罪捜査、動物治療の分野にも活用できるといわれています。
さまざまな業界に活かせる学問でありながら、なかなかない専攻です。そのため、もしこの専攻に興味がある方は、自分を大きくアピールできるものではないかと思います。
テキサス州ダラスから北に1時間ぐらい走った場所に所在するノーステキサス大学は、行動分析学の分野ではパイオニアです。
大学院プログラムとしては、全米ではじめて全米行動分析学協会より正式認定されたプログラムがノーステキサス大学。
また、学士プログラムで行動分析という専門的な分野を学べるプログラムを提供しているのもノーステキサス大学で、学士としてプログラム認定されたのもこのノーステキサス大学が一番初めです。
まさにパイオニア。
アメリカで行動分析を学ぶのであれば、まず一番に考えて欲しい大学がノーステキサス大学と言えるでしょう。行動分析の学問はアメリカがトップレベルですので、この分野ではノーステキサス大学が世界でもトップということができるのです。
日本の就職でもさまざまな分野で「行動分析」を学んだということをアピールできると思います。
子供から大人、教育から犯罪、動物のケアにまで広範囲で応用できる行動分析学、Behavior Analysis、まだ大学で何を学びたいか絞り込めていない、興味分野が分からないという皆さん、考えてみてはいかがでしょうか。
大きなテキサスには、調べてみるとユニークな大学や専攻が存在します。
そういえば、紹介したノーステキサスはこの行動分析学の他にも、ジャズスタディーが有名な大学として知られています。
ジャズを学ぶのはニューヨークだけじゃない。テキサスも。