コミカレを選ぶ際にくれぐれも、これだけは。

テキサス州のコミュニティーカレッジはアメリカの他州に比べると学費の平均額は安い。物価も安い。
節約志向でコミカレからの留学を考えている方は、他州より安いテキサス州を注目しています。

テキサス生活者からみて、テキサス留学が注目されるのは嬉しいことです。
でも、生活者だからこそ、皆さんに注意してほしいことがあります。現地の声にちょっと耳を傾けてほしい。

安いということだけで学校を決めるなかれ。
「とにかく安い」「一番安い」という視点だけで選ぶと、必ず失敗します。
あなたが暮らしていくそのコミカレの周りには何がありますか?都市にありますか? あるいは都市に近いですか?

日本から降り立った国際空港からはどのようにしてそのカレッジに移動するのでしょうか?空港から数時間の場所だってざらにあります。
そういうところで本当に暮らしていけますか?

安いし、さらに寮があるという環境だけで決めるなかれ
初めての留学だから寮があると安心、そう思われる気持ちもわかります。けれど、テキサス州の場合、田舎のカレッジは、周りにアパートも少ない。
スポーツに力をいれているコミカレも多いテキサスなので全米中から勧誘してくるアスリートたちが滞在できる宿泊場所ということで、寮を作っているところも少なくないです。アスリートたちは仲間がいます。けれど個人で留学してきた生徒さんはぽつんと取り残されてしまうことも多いにあります。 また田舎都市のカフェテリアの食事は、たぶん、少しすると日本人は飽きてしまうかもしれません。

長続きせず結局寮をでたり、転校をする生徒さんもおります。

であれば、はじめから都市のコミカレで、日本の食料品も便利に手に入る場所で、アパートシェアなどで自炊生活のほうが、生活しやすいと感じる方もたぶん多いかと思うのです。

テキサス州のコミカレであれば、ダラス、ヒューストンなど大都市のコミカレも、そこから数時間車で移動しないと到着しない、地方のコミカレも学費は大きく違いません。

最近は日本からの直行便も増え、日系企業や食料品店、レストランもたくさんできているダラス。
日本総領事館もあり、ヒューストンからさらに足を延ばしてオースティンにいったり、観光、ビジネスもアクティブなヒューストン。

こういう魅力ある都市にいかず、地方に行ってしまうのが残念に思います。

田舎でも大丈夫という方。
日本人が想像する「田舎」とアメリカの田舎とは大きなギャップがあるということも覚えていてほしいところです。

テキサス州のコミカレをうまく活用して、大きく将来に羽ばたけるように。

ちなみに、例えばタイラージュニアカレッジのように、テキサス4番目の都市にあり、コミカレ自体がまるで総合大学のように大きく、寮も複数あるところであれば、話はまた別。
学費も安く、寮もあり、そこそこ都市というところもあるわけですが。

ご相談はお気軽にどうぞ。