テキサス大学寮に入る前に必ず注射

2012年秋学期の合格発表がそろそろでてくるシーズンです。もう大学からの合格通知を受け取った皆さん、おめでとうございます。

さてこれからは、ビザ申請や、現地での生活についていろいろ考えることも多いのですが、テキサス州に向かわれる皆さんが気を付けていただきたいのが、予防接種記録です。

アメリカの大学はだいたいどこの大学も、生まれたときから受けた予防接種の記録を、健康診断書とともに提出することを義務づけていますが、州によって学生に課する予防接種の種類が異なっているのも特徴です。

テキサスの場合、大学寮で生活する学生は、必ず髄膜炎 (Meningitis)を接種していないといけません。しかも、入寮の10日前までにこの接種を完了している必要があるのです。髄膜炎の予防接種は、たぶん日本では行っていません。そのため、寮に入る前の10日間を、寮以外の場所で過ごす必要があるのです。

髄膜炎の予防接種自体は、テキサス州各都市の保健所に出向くと、安い値段で受けることができます。そのため、いったんテキサスに入って予防接種を受けた後、どこかを観光して回るとか、友人や知人宅にお世話になるとか、渡米のスケジュールをお考えいただく必要があるでしょう。

学校が始まるぎりぎりに渡米して、入寮できずにとまどうことがないよう、今から計画を立ててください。