語学留学を希望する場合に、まず選択をしなければいけないのが、大学附属か私立の語学学校かです。
大学附属とは、大学が運営する語学講習プログラムのことで、私立の語学学校が大学キャンパス内にセンターを持つタイプは、私立の語学学校の扱いとなります。オンキャンパスの所在していても、運営は私立語学学校に任されているためです。
テキサス州の場合、私立の語学学校も比較的長期間在籍する学生が多いので、性格的には大学附属の語学学校と似ていますが、それでも私立と大学附属とでは差がありますのでご紹介します。
大学附属語学学校:テキサス編
- 語学コースはフルタイムで在籍する集中英語コースが中心
- 授業は大学の学期に合わせて開講され、秋学期、春学期、中には夏セッションに開校するところもあり。
- 在籍期間は短くて8週間程度。1学期フルで在籍した場合には16週間ごとの在籍となる
- 大学寮に滞在できる。
- ホームステイの斡旋はほとんどなし
- 上級レベルをクリアすると、TOEFLなしで同じ大学への正規入学が可能となる場合が多い(条件付き合格を出す)。
- 上級レベルとなると、1,2科目程度の正規授業を履修できる場合もある。
私立の語学学校:テキサス編
- 英語コースは、学生ビザがなくともパートタイムで在籍できるコースと、フルタイムの集中英語コース、ビジネス英語コースなど選択肢がある
- テキサスの場合は、短い在籍で4週間ぐらい。1,2週間程度の在籍については、プライベートレッスンを受講する
- セッション制の場合、1セッション4週間から7週間程度
- 大学キャンパスにセンターがある私立の語学学校では大学寮滞在の選択もあり
- ホームステイを斡旋する語学学校もある
- 語学学校によっては、提携しているパートナー大学への進学サポートあり
- 語学学校によっては、パートナー大学へのTOEFL免除での進学可能
もうすでに進学したい大学・大学院が決まっている方は、付属の語学学校があればそこから進んでいくのが簡単でしょう。語学講習のみの滞在や、まだ行きたい大学が決まっていない場合にはまずは私立の語学学校から始めるのが良いと思います。ホームステイを経験したい場合にも、やはり私立の語学学校を選ばれることをお奨めします。
テキサスの場合、私立も大学附属も英語講習の内容的には、進学英語を得意としていると思います。進学を目指して語学留学をする学生が多いためです。コミュニケーションを学びたいという方は、コース内容にバラエティーがある私立の語学学校のほうが向いているでしょう。
まずは、大学附属か、私立の語学学校かじっくりと考えてみてください。